施工前のお写真です。
新築の物件ですが数年がたつと激しい雨天の時に雨漏りするようになり、地元の工務店さんに雨漏り修理を依頼しましたが雨漏り解消には至らず、カビが発生して見た目もひどくなってきたため、雨漏り診断士の朝日住建に診断の依頼をいただきました。
サビやカビがかなりひどく、室内にまで雨漏りが発生している状況でした。

雨漏り診断・調査

まずは雨漏り診断・調査を行わせていただきました。
鉄骨作りのため事前に設計書を見せていただき、雨水の浸入経路などを想定して診断する予定でしたが図面にて設計ミスを発見。実際に雨天時に屋根裏と屋上に上がって調査を行い雨水の浸入経路を断定、そのまま工事をご依頼いただきました。
また外壁のALCボードからの雨水の浸入が始まっていたため、外壁塗装もご依頼いただきました。

鉄部塗装

屋上に設置された看板取り付け用の鉄骨も新築時からメンテナンスをしていなかったためサビでひどく傷んでいました。
鉄部を塗装する際は、劣化した塗膜とサビの除去を行うためにケレンをして下地調整を行ってから塗装します。電動ブラシにてケレン後、サビ止め・中塗り・上塗り・上塗りの計4回塗装を行いました。
サビ止め塗料は防サビ効果の高い鉛や亜鉛を顔料にし、酸素や水と接触しないため強い皮膜を形成することができます。

屋上防水塗装

まず既存のシート防水を撤去し、カチオン樹脂モルタルにて下地調整を行いました。
立ち上がり部分と平場をメッシュ補強し、ウレタン材の防水塗料を2回塗布してトップコートで防水層を仕上げました。塗りムラなく丁寧に仕上げることで、耐水性・耐久性を高めることができます。
また外壁面は新たにサイディングを貼り、笠木も新たに加工・取り付けを行いました。笠木は腰壁の内部に雨水が侵入しないように防水性を高めています。

外壁塗装

コケやカビ、藻などの汚れや古い塗料を取り除き、リフォーム後の美しさを長持ちさせるために洗浄を行います。3回塗りをすることで塗料の機能を最大限発揮することができます。
シリコンREVO1000-IRは塗膜の劣化要因である紫外線・雨に対して、高い耐候性を発揮し、住まいを長期間にわたり守ります。